衣替えが簡単になるコツとやり方

季節に合わせてクローゼットの中を整理しなければ、着たい服がすぐに見つからない、しわになっている、ということになりかねません。

そのためには、定期的な衣替えをする必要があります。

とは言っても、コートを仕舞った途端、寒さがぶり返すこともあります。

衣替えをするのが面倒、どのタイミングですればよいのか分からないという人必見!衣替えが簡単になるやり方をご紹介します。

これで季節の変わり目も怖くありません。

いつ衣替えをするの?

日本には四季があるといわれていますが、ここ数年は、急に暑くなったかと思うと、寒さがぶり返したり、昨日まで寒かったのに、突然真夏日になったり、季節の変わり目の気候が定まりません。

このような状態のときは、衣替えをするタイミングに迷います。

効果的な衣替えのタイミングとはどのような状態なのでしょうか。

衣替えをするのに適したタイミング

衣替えをするのは、春から夏に変わる頃と、秋から冬に変わる頃が適していますが、具体的には、どのようなポイントに重点をおいて衣替えをするとよいのでしょうか。

タイミングによっては、一度しまった衣類をまた出さなければならない事態にもなります。

何度も衣類を出したりしまったりしなくてもよい効果的な衣替えのやり方を検証します。

衣替えに適した天候


衣替えを行う時は、雨や曇りのように湿度の高い日よりも、晴れた日のような乾燥した日が適しています。

湿度の高い日に衣替えをすると、衣類にカビが生える可能性があります。

そのまま気が付かずに衣類を行李や箪笥などにしまうと、行李や箪笥内で、カビが広がり、別の衣類にもカビが広がってしまいかねません。

衣替えの効果的なやり方は、よく乾いた日に実行することです。

こんな気温になったら衣替えどき

季節の変わり目は、天候が変わりやすく、暑さ、寒さが定まりません。

衣替えの目安は、20度です。

20度前後の日が何日も続くようになった時が衣替えのタイミングです。

とは言ってもなかなか、平日は仕事で忙しかったり、休みの日もお出かけなどで長い時間とれなかったりします。

ですから、20度前後の日が多くなった日で、1日家でゆっくりしていられる日を衣替えの日としてみてはいかがでしょうか。

衣替えをする前の準備

衣替えをしようとしても、事前に準備をしていなければすぐには始められません。

衣替えに必要なアイテムや衣替えをするために必要な事前準備について検証します。

全部しまう?必要な衣類を選別

衣替えの事前準備その1としては、まず、しまう衣類としまわない衣類を仕分けすることです。

夏に向けての衣替えでは、明らかに真冬にしか使わないアイテムはしまいますが、少し涼しいときに使用できそうなものまでしまっては、そのアイテムが必要になったとき、また取り出さなければなりません。

コート類、セーター、ボトムスなど、アイテムごとに仕分けをして、アイテムごとに収納するのが効果的な衣替えのやり方です。

この時に、そのシーズン1度も出番がなかった衣類や古くなった衣類、サイズが小さくなった衣類などは、今後本当に必要になるかを検討し、いらないものは処分するなどをして収納をスッキリさせるのが効果的な衣替えのやり方です。

汚れたまましまわないで!収納前の洗濯


できれば、衣替えをするよりも前にしておいた方がいいことがあります。

それは、洗濯やクリーニングです。1シーズン着用したコート類は、あらかじめクリーニングにだしてから収納するようにした方がよいです。

また、シャツやセーターも汗や皮脂汚れが付着したまま収納してしまうと、黄ばんだり、虫にくわれたりする原因になります。

洗濯やクリーニングは、衣替えの前日くらいまでにすませておいた方がよいでしょう。

間違っても生乾きの衣類は収納してはいけません。

衣替えが楽になるやり方

衣類が多い人ほど大変になる衣替えですが、衣替えを簡単に快適にする方法があればそれに越したことはありません。

面倒な衣替えが楽になるやり方を検証します。

決まった季節に着る服で分類

衣替えが楽になるやり方のポイントは、収納していた衣類を出すとき、どこに何があるのかを把握できているということです。

そのために、収納するときに、春用の衣類、夏用の衣類など、季節ごとの衣類を分類しておくことが重要です。

厚手、薄手、この季節にしか着用しないものなど細かく分類しておけば、後々楽になります。

収納方法の工夫


収納は、収納ケースや3段ボックスなどのボックス、袋などに入れてしまいます。

同じカテゴリー別に分類しておけば、その収納ケースごと衣替えができるので便利です。

ケースやボックスで蓋つきのものを使用すれば、その上に重ねることができますので、高さは必要ですが、幅を取られずに収納できます。

収納場所に合わせたケースを使用することで、スペースの無駄を省くことができます。

また、家族の中で、子供用、お父さん用、お母さん用など使う人ごとにボックスを分けてもよいでしょう。

ケースの表のわかりやすい場所に、ラベルを貼ると、どこに何をしまってあるのかが一目瞭然です。

衣類のたたみ方

衣類のたたみ方のコツは、収納ケースの大きさにあわせてたたむことです。

大きすぎては、衣類の端が折れてしまいますし、小さければスペースが無駄になってしまいます。

襟やボタンなどのある衣類の場合、ボタンのある前身ごろや襟の部分を内側に折りたたむとシワになりにくいです。

襟を上にすると、同じ方向に重ねると襟の部分がかさばって高さが均一になりませんし、下の方の襟がつぶれてしまいます。

衣類が傷まない衣替えのやり方は、ケースの中で、衣類を重ねてもなるべく平らになるようにすることです。

服のしまい方

同じTシャツやセーターなどにしても、厚みのあるもの、薄手のものと生地によって違います。

厚手のものを下にして、薄手のものを上にすると、薄手のものがしわになりにくいです。

特に重量感のある衣類は下にしておかないと、服の重みで、下にある服がしわになってしまいます。

また重いものが上にあると畳んで重ねた際に、バランスを崩して倒れてしまいますので、2度手間になります。

無理に上から押してギュウギュウに詰め込むと生地が傷んでしまうので、無理なく収納できる範囲にしましょう。

収納アイテムに工夫

普段使っているクローゼットと、衣替え用の収納スペースが別にあるときは、衣類ケースにキャスターをつけると便利です。

衣類とは言っても、数があれば重くなりますし、運ぶだけでも大変で衣替えが面倒だと感じてしまうかもしれません。

なるべく、簡単に済ませることができるやり方をとることで、衣替えの大変さが軽減されます。

同じクローゼット内で衣替えをする際は、手前側と奥側を入れ替えたり、引き出しの上と下を入れ替えたり、引き出しごと入れ替えをすることで衣替えが楽にできます。

コート類などは、ハンガーにかけて収納した方がよいです。衣類カバーをつけて、取り出しにくい場所に収納すれば、邪魔にはなりません。

衣替えに必要なアイテム

湿気や虫食いを防ぐアイテム

布類に湿気は厳禁です。収納場所の除湿に努めましょう。

除湿剤や除湿シートなどを使用することで、収納場所の除湿ができます。

ご家庭にある新聞紙を代用することもできます。

新聞紙をくるくる丸めて、収納場所の空いたスペースに置いておくだけで、空気中の湿気を新聞紙が吸い取ってくれます。

新聞紙がふやけた状態になったら取り替え時です。

収納ケースにしまった衣類の一番上に防虫剤をおいておけば、衣類の虫食いを防ぐことができます。

圧縮袋などの便利アイテム

衣類がかさばるときは、衣類用の圧縮袋に入れて収納すると大量の衣類を少ないスペースで収納することが可能です。

コート用のかけるタイプの圧縮袋もありますので、ダウンコートなども少ないスペースに収納することが可能になります。

収納スペースが狭い場合は、圧縮袋に入れるというやり方もあります。

部屋が狭くてもあきらめないで

衣替えをするには、収納した衣類を保管するスペースが必要です。

そのため、クローゼットが1つしかない場合や、部屋が狭いから衣替えができないとあきらめている方必見の、部屋が狭くてもできる衣替えのやり方を検証します。

こんなサービスを利用するのもあり!

衣替えのスペースがない方は、こんな方法もあります。

自宅以外に保管する方法です。

例えば、クラウド収納サービスを利用するやり方です。

キットはWEB上から購入することができるので簡単です。

スマホやパソコンから申し込むと専用キットが送られてきます。送られてきたバッグに衣類を入れて送り返すだけです。

預けたものは、写真を撮って、アプリで管理することができるので、あの服どこに行ったかなぁと探す必要がありません。

写真も、自分で撮る必要がないので面倒な手間がかかりません。

取り出したいときは、1点から取り出すことも、オプションでクリーニングに出すこともできて便利です。

クリーニング店の預かりサービス

クリーニング店で、有料で最大半年から12カ月、衣類を預かってくれるサービスがあります。

コート類などはこのサービスを利用すれば、収納スペースを取られずにすみます。

温度や湿度も徹底的に管理して保管してもらえるので、虫食いやカビなどに悩まされることもありません。

クリーニング会社、10社の預りサービスを比較した記事があるので
↓↓こちらも参考にしてみてください↓↓

コインランドリーの預かりサービス

クリーニング店と同様にコインランドリーで、預かってくれるサービスもあります。

ただし、コインランドリーでの預かりサービスは扱っている会社は少ないのと、衣類ではなく布団だけのサービスですので、注意が必要です。

トランクルームの活用

トランクルームを利用するというやり方もあります。

場所だけ借りるトランクルームの場合は、湿度や温度管理に注意が必要ですが、ボックスに入れて、管理するトランクルームは、オプションでクリーニングをしてくれたり、ハンガーにかけて保管してくれたりするサービスもありますので、これらのサービスを利用して、衣替えを簡単にするやり方もあります。

まとめ

衣替えは、快適に日常生活を過ごすために必要なことです。

これまで面倒だから、部屋が狭いからとあきらめていた人もやり方次第では、衣替えをしてクローゼットを整理整頓することができます。

整理整頓をすることで、自分が持っている衣類などを改めて把握し、必要のないまたは似たようなアイテムを購入することを防ぐことができます。

そして、衣替えを機に、必要なものとそうでないものを見直すことができるかもしれませんね。

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WRITER

Ponta

東京在住の4児の母
モットーは「スピードと安さ」のコスパ重視
宅配クリーニングに関して情報提供していきます。

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