衣類のダニ対策!洗濯から収納まで効果的な手法解説

梅雨になりジメジメとした季節にカビともに現れる、ダニ。

ダニは目に見えないため、衣類についていたらとても厄介です。

クローゼットに収納していてもダニは発生する可能性があります。
ダニを放置しておくと「刺されてかゆい」や「鼻がムズムズする」ことが起きて嫌ですよね。

このジメジメとした時期に適切な衣類のダニ対策を行うことが必須だと思います。

では実際に衣類のダニ対策は「何をしてよいか分からない方」が多いのではないでしょうか?

今回は衣類におけるダニ対策を私が実践していることも踏まえてご紹介していきます。

最後まで見ると衣類のダニ対策が丸わかりです!

ダニはどこから来るの?

まず、最初にダニが発生する要素をご紹介します。

人やペットに付着

ダニは、屋外から人の衣類やペットの毛などに付着して侵入するのが一般的です。

電車に乗っている時の座席や、外出先のカーペット、ペットの散歩など普段の生活で付着してしまいます。

そのため、ダニは外に出かける以上は完全に侵入を防ぐことはできません。

ここで大事なのが家の中で繁殖させないことです。

では、次にダニの繫殖条件をご紹介します。

ダニの繫殖条件

ダニが繫殖する際に好む環境は以下になります。

  • 温度20℃~30℃
  • 湿度が60〜80%
  • フケや垢がある場所
  • 繊維が多い場所
  • 暗い場所

上記の様な環境を好みます。

“湿度が高くなる6〜7月の梅雨時期に繁殖し始め、8月~9月以降は多くのダニの死骸が残ります。さらに、冷暖房が常にきいている室内や寝ている間の布団などは、1年を通してダニが活動しやすくなります。”

参照:ダニはどこから家に入ってくるのですか?繁殖を防ぐ方法は?

収納されている衣類は絶好の繫殖場所となりえます。
では、実際にどのように衣類のダニ対策を行えば良いかご紹介していきます。

効果的なダニ対策

①洗濯

ダニ対策1つ目は洗濯です。

結論から話しますと、洗濯では完全に駆除できません。
水で洗い流すだけではダニは死滅しないのです。

ダニ対策で洗濯する意味は2点です。

1点目、繫殖の原因である垢やフケを取り除くこと
2点目、アレルギー物質になりうる死骸や糞は除去こと

衣類のダニは、皮膚の垢やフケなどたんぱく質を主な餌として繁殖します。
衣類を洗濯し清潔を保つことで、ダニの繁殖を防ぐことができます。

また、ダニの死骸や糞は水溶性の汚れのため洗濯で取り除けます。
ダニの死骸や糞は放置しておくとアレルギー物質となるため、収納する前は必ず洗濯することをおすすめします。

②高温乾燥

ダニ対策2つ目は高温乾燥です。

ダニは温度25 ℃前後、湿度70%前後の高温多湿な環境を好みます。
衣類を生乾きの状態で収納してしまうとダニにとって絶好の繫殖場所となってしまいます。

そんな繫殖したダニは高温が弱点です。
50℃の熱で20~30分、60℃の熱で一瞬で死滅」というデータが出ています。

繫殖してしまったダニは乾燥機などを利用し一気に死滅させましょう!
乾燥機の温度は60℃以上にしないといけないため、家庭用乾燥機で難しい場合はコインランドリーを利用しましょう。

それでも心配な方はクリーニング店を利用してみてください。
宅配クリーニングの比較も行っているので良ければご覧ください。

収納場所の対策

対策①と②で衣類のダニ対策は出来ました。
衣類が対策できたらその衣類を収納する場所も対策をしなければ意味がないですよね!

次は衣類の収納場所のダニ対策をご紹介します。

収納場所の清掃

ダニは清潔な環境を嫌います。一番効果的なのは掃除です。
以下が私も実践している掃除法です。

収納物を全部干す

一旦、収納されている衣類含めたすべてを取り出し干します。
ここでは衣類に残っているダニの死骸や糞など除去していきます。
天日干しでは生きているダニの駆除ができないため、気になる方は先ほど挙げた乾燥機を使用してください。

収納場所の汚れを取る

汚れと言ってもホコリや塵です。
ダニの養分になるような要素を掃除機で綺麗に取り除いていきましょう。
上部に溜まっている汚れははたきやを使い掃除していきます。

収納場所に風を通す

収納場所が湿気を含んでいる場合は残った湿気を逃してあげましょう。
窓を開けて1時間ほど風を通すのがおすすめです。
風通しが難しい場合は扇風機など駆使して空気の入れ替えを行ってください。

洋服を戻す

干していた衣類を戻します。
戻す前に軽くほこりを叩いて戻すと完了となります。

私は収納衣類が多いため、3~5日に分けて掃除しています。
良ければ参考にしてください。

防虫剤の使用

防虫剤と聞くと衣類の虫食いなどのイメージを持つと思いますが、ダニよけ効果がある防虫剤も販売されています。
また、現在は防虫剤も臭いが無い物や少ない物が販売されています。

防虫剤は簡単にダニ対策できるため、とても便利です。
長期間、効き目が持つものもあるため、収納場所の掃除が終わったタイミングで使用することをおすすめします。

まとめ

今回は衣類のダニ対策として、効果的な方法をご紹介しました。
家のダニは完全に駆除することはなかなか難しいです。
せめて衣類だけは守りたいですよね。

おさらいすると
衣類に付着したダニを完全に死滅させたいときは「洗濯」と「60℃以上の高温乾燥」
収納する際に気を付けることは「掃除」と「湿度を下げること」
これが衣類のダニ対策で効果的な手法です。

この対策を参考にしてダニの悩みからおさらばしてください!

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WRITER

Ponta

東京在住の4児の母
モットーは「スピードと安さ」のコスパ重視
宅配クリーニングに関して情報提供していきます。

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