こんな経験ありませんか?
「襟元に型崩れが起きてしまった..」
「久しぶりに出したら黄ばんでいる..」
「虫食いができちゃった..」
ワイシャツの正しい保管はできていますか?
ワイシャツは普段着る服と素材が異なり、保管する環境によっては劣化してしまうことがあります。
特別な時に着る衣服は長期間着ないまま放置してしまう傾向にあり、対策を行なっておかなければシワや黄ばみで肝心な時に着ることが難しくなります。
今回はワイシャツの保管に関する効果的な洗い方から保管方法までご紹介します。
ぜひ、自分に合った方法を試してみてください。
なぜしっかりとした保管が必要なのか?
ワイシャツはシワが付きやすく型崩れを起こしやすいのが特徴です。
綺麗に畳んでおかなければその都度アイロンでシワを伸ばさなければなりません。
また、適切に対策を行なっていないと虫くいや黄ばみ、カビが発生してしまうので注意が必要です。
それではまず効果的な洗い方からご紹介します。
ワイシャツの正しい洗濯方法
ワイシャツの素材によって洗い方や使用できる洗剤は異なるので、まず洗濯表示の確認を行なっていきましょう。
そしてワイシャツを綺麗に保つためには1日着用したら必ず洗濯して黄ばみの原因となる皮脂汚れを落とすことが効果的となります。
効果的な洗濯方法
衣類の裏返し
直接肌が触れている部分のため汚れが付きやすく裏返して洗うことをおすすめします。
ボタンを外す
ボタンを留めていると重なった部分の汚れが落ちにくくなるのでボタンを外してからの洗濯をおすすめします。
洗濯ネット使用
洗濯ネットを使用することで生地の縮みを抑制します。
綺麗に畳んで洗濯ネットに入れて洗濯するのが効果的な方法です。
洗濯機設定に注意
ワイシャツの縮みを軽減するためには弱い回転で短い洗濯時間、温度は低くがおすすめです。
手洗い表示がある場合は洗濯機の手洗いコースやドライコースを選び、通常の水洗いが大丈夫な場合は標準コースを選択し脱水時間を15秒から30秒と短く設定するのがおすすめです。
適度に水分を含んだ状態で干すことでシワが付きにくくなるので試してみてください。
どうしても洗濯できない場合はハンガーに干して水分を飛ばしてあげましょう。
また、面倒ですがより効果があるのが「手洗い」です。
手洗いのやり方は、ネットを使用し、入れて小さな動きで洗い常温での自然乾燥が良いでしょう。
保管する前に効果的な洗い方ですので良ければお試しください。
ワイシャツ保管で重要なポイント5選
効果的な洗い方で洗濯が完了したら、いよいよ保管ですね!
ワイシャツの保管といっても一歩間違えるとせっかく洗ったものが台無しになっちゃいますので、気を付けながらやりましょう。
ポイント①日光に当たらない場所で保管
おすすめはタンスやクローゼットです。
日光や蛍光灯の紫外線を長時間浴びてしまうと変色の原因になります。
そのため、できるだけ光を遮断できる場所で保管するのをおすすめします。
また、風通しを良くするために定期的に換気することも試してみてください。
ポイント②適度に温度と湿度を保つ
温度と湿度を適度に保つことで、雑菌やカビの繁殖を防ぐことが出きます。
梅雨の時期など、湿度が高い場合は除湿器や除湿剤を駆使して、保管するのをおすすめします。
もし、クリーニングに出して保管する際はビニールを一旦外すのが良いでしょう。
ビニールのまま保管すると通気性が悪く、内側に湿気が溜まってしまい、変色やカビの原因になってしまいます。
ビニールは取った状態で湿気が溜まらないようしてあげるのがクリーニング後の保管には効果的です。
ポイント③ボタンをすべて閉じる
ワイシャツのボタンをすべて閉じることで身頃のしわができにくくなります。
全てボタンを閉じるのはめんどくさいですが、しわができにくくなると思えば取り組む価値はあると思います。
ポイント④不織布カバーをかける
不織布カバーをかけることで埃を対策できます。
長期間の保管では衣類の静電気などでほこりが付着しやすくなるため
吊るし保管でも、畳み保管でも衣類にカバーをかけて保管しておくことをおすすめします。
ポイント⑤保管場所の防虫対策
長期間保管する上でやっておきたいことが防虫対策です。
シンプルに防虫対策は防虫剤を置く方法をおすすめします。
防虫剤に関して臭いがつくのが嫌だと思う方もいると思います。
現在市販で販売されている、防虫剤に無臭タイプもあるので心配ないかと思います。
もし、防虫剤の臭いがついてしまった場合は風通しの良いところで数日干すことで臭いはなくなります。
この機会に防虫剤を試してみてはいかがですか。
おすすめの保管方法
最後におすすめ保管方法をご紹介します。
保管方法について2種類ご紹介します。
自分にあった方法を試してみてください。
吊し収納
ハンガーを使用し、ワイシャツを吊るしての保管です。
しわや崩れを防げるという点で魅力的です。
ワイシャツのキチンとしたフォルムを保てます。
また、取り出しが簡単で着たいときにすぐに着用できます。
ハンガーで収納する方が綺麗に保管できるため、ワイシャツの大きさに合ったハンガーを買い揃えておくとのをおすすめします。
木製のハンガーは湿気を吸収する効果もあり、劣化もしにくく比較的安価で手に入るのでワイシャツに適してかつ数も揃えやすいですよね。
木製のハンガーも100均で手に入るので、仕事でワイシャツを多く使用する人でも、持っている分のハンガーを揃えてみてはいかがでしょうか。
また、吊り下げシャツ収納は複数のワイシャツを畳んだ状態でポケットに入れて、クローゼットの中に吊るしておくことができます。
見た目もスッキリしていておしゃれに演出することもできてオススメです。
同じ吊り下げ収納ではボックスタイプもあり、好みによって使い分けることもできます。
畳み収納
吊るし収納より、多い枚数かつ小さい収納スペースで保管できるのが魅力ですね。
収納場所が狭かったりする方は吊るし収納よりこちらを試してみてください。
また、畳み収納でも100均などで売っているアイテムも使えます。
A4サイズの書類ケースです。
畳んだワイシャツがちょうど入るので保管にも役立ち、持ち運びできるのが利点です。
仕事で出張の際にも型崩れしないまま持ち運べるのでビジネスシーンで役立ちます。
ラックとトレーを組み合わせる引き出しタイプの書類トレーは保管もスッキリしますが取り出しやすい機能性があって頻繁にワイシャツを取り出す人にはとても便利です。
まとめ
正しい保管が必要な理由から洗い方、おすすめの保管方法までご紹介しました。
いかがでしょうか?
せっかく洗って保管してたのに黄ばんだり、虫食いにあったりするのは嫌ですよね、、
ワイシャツはシワが付きやすく型崩れを起こしやすいのが特徴なので保管の際は、気を付けて行ってください。
今回ご紹介した内容は簡単にできるものばかりだと思います。
少しでも試してみたいと思っていただければ幸いです。